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shume exhibition//artist「shume」の作品世界
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2014/03/24 (Mon) 庭 -le jardin-

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西天満のギャラリー白へいった。
渡辺智子さんの絵をみに。
どこからか光が射すような柔らかな色彩のなかに
ぼんやりと浮かびあがるうつわやびんのかたち。
日々手にとって使う身近なものへの慈しみがこもっている。

以前求めた智子さんの絵をリビングに飾っている。
ちらっとみるだけの日もあるし、ふと子細に目を凝らしてみていることもある。
どちらの場合も、決まって初めてみるような気持ちになる。
絵が、初はつしいのだと思う。
晴明なのだ。

梨木香歩さんの「家守綺譚」を読む。
主人公は学生時代に亡くなった親友の家に住んでいる。
百年ほど前の、場所は山科である。
琵琶湖からの疎水が流れ、そこから庭の池に水がひかれている。
庭には、草や花や木が生い茂り、河童や人魚や川獺や鬼や亡友が訪れる。
主人公の不器用な優しさにたびたびほろり、とさせられる。
逢魔が刻を畏れていた頃には、みながこんな優しさをもっていたろうに。

昔住んでいた家も庭が広かった。
山の上の開拓地の、更に端っこの不定形な土地。
絵を描くあいまに庭にでて、草木をいじるのが父の楽しみだった。
あたしもくっついて、木を植えたり移したりする父の側で遊んだ。
あれこれ聞きたがる子供にぼそぼそと、木や花の名前を教えてくれた。
山桜が蒼く透きとおって、白木蓮がぼんぼりのように浮かぶ暮時まで、
ずっと庭にいた。

作品展のあと、智子さんから葉書をいただいた。
今回の作品は、ここ数年のテーマである“庭”とのやりとりを中心に発表いたし
ました、と、きれいな筆跡で書かれていた。
智子さんの絵から薫る風は、奈良の古墳傍のお宅の庭から吹いてくるのだ。


あたしも幼い日の春の庭を1点、小さな銅版画にしてみました。
四月、京都のレティシア書房さんでの作品展で飾ってみます。

  
    

    沢 朱女 作品展

    銅版画・水彩・ポストカード etc
    4・8(火)~20(日) 12時~8時(月曜休 最終日6時まで)
    レティシア書房    
    〒604-0827京都市中京区高倉二条下ル瓦町551
    (地下鉄烏丸御池下車10分)



レティシア書房さんは、どなたもが気軽に立ち寄れるよう店主さんが心くだいて
開かれた古書店です。古書、絵本、CDの他、全国の素敵なミニプレスも。
名残の桜と、本と、絵と。
春の京都にいらしてください(^^)










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皆で行くよ〜♪

作品展楽しみにしています♪
20日に皆で行くよ〜ん∠(`・ω・´)/

2014/04/06 19:23 | 8ちゃん [ 編集 ]


はっちゃん ありがとーーー!!!
みんなありがとーーーー!!!
うるうる(ToT)

2014/04/07 10:24 | しめ [ 編集 ]


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プロフィール

しめ

Author:しめ
沢 朱女 (さわ しゅめ)
京都生まれ 大津在住
96年より制作活動。
雑誌、広告、絵本等の仕事を経て
現在は水彩、アクリル、クレパス画等を制作。
chezshume(a)dream.com
※(a)を@にかえてメールアドレス欄に入力してください。

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