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shume exhibition//artist「shume」の作品世界
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2014/01/23 (Thu) 食。

DSC_1192.jpg


ふらん と、近所のブックオフをのぞいてみた。

こないだまいちゃんと飲んだときに教えてもらった浅田次郎の「勇気凛凛ルリの色」を探しに。
残念ながら勇気凛々はなくて、百円の棚に「蒼穹の昴」の二巻、三巻と「珍妃の井戸」、三百五十円のとこに「蒼穹の昴」の一巻と四巻があった。
微妙やなぁ。どうせやったら全部百円がいいなぁ。
かといって「珍妃の井戸」は順序として「蒼穹の昴」のあとに読みたいしなぁ。
うーん、と首をひねってたら、百円のとこに「食堂かたつむり」を見つけて、
気になりつつ読みそびれていたのを思い出して、今日はこっち、と買ってみた。

意外。
ほんわかした装丁と、くうねるっぽいタイトルとで、勝手に想像してたのと
まったく違った。ふうーん。
こうでござったか。

気になった方はご一読くださいね。
あたしは今途中。
食堂をオープンさせた主人公倫子がコーヒーを淹れるとこ。
あー、あたしも飲みたい。

台所からコーヒー、持ってきました。
美味いーー。

さて続き。

食堂かたつむりのお客は一日一組だけ。
初めに招いた熊さんに続いて二組目のお客は年中喪服姿のお妾さん。
長の年月愛人の喪に服している老婦人のために倫子がたてた献立。
それは、「お妾さんの中で仮死状態にある細胞を、目覚ましベルのように、ふたたび起こして活動させるような料理」だった。

 ・マタタビ酒を使ったカクテル
 ・林檎のぬか漬け
 ・牡蠣と、甘鯛のカルパッチョ
 ・比内地鶏を丸ごと一羽焼酎で煮込んだサムゲタンスープ
 ・新米を使ったカラスミのリゾット
 ・子羊のローストと野生のキノコのガーリックソテー
 ・柚子のシャーベット
 ・マスカルポーネのティラミス バニラアイスクリームを添えて
 ・濃い目にいれたエスプレッソコーヒー

ああ。

この献立そのものもだし、このあとに続く調理の描写や、最初は箸がすすまなかったお妾さんが、少しづつ料理を咀嚼して平らげていくありさまに、ごくっと喉がなる。

例えば、
 
軍手をはめて専用のナイフで牡蠣の殻をこじ開けると、ぷっくりとした大きな身が現れる。私は、何もかけずにそのままの状態で白い皿の上に生牡蠣をのせた。一緒に、甘鯛のカルパッチョものせる。甘鯛は約半日昆布で締めたものに、塩とオリーブオイルをかける。

むかし祇園の鉄板焼きのお店で食べた、生涯で何番目かに美味しかった生牡蠣を思い出した。硝子の皿にたっぷりと敷かれた氷の上に、うやうやしく置かれた大振りな殻付きの牡蠣。乳白色に照り輝く貝身に、レモンだけをきゅっと絞って、頬張る。つるりとした冷たさのあとに、こりり、とろり、と甘い芳醇な味わいが口一杯にひろがり喉を滑り降りていった、あの感触。

さて、何十年と笑いの絶えた老婦人がゆっくりとであるがすべての料理を食べ尽くした後
彼女に訪れた変化は?

気になる方は、ご一読くださいね。




あたしは続きを・・・。









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プロフィール

しめ

Author:しめ
沢 朱女 (さわ しゅめ)
京都生まれ 大津在住
96年より制作活動。
雑誌、広告、絵本等の仕事を経て
現在は水彩、アクリル、クレパス画等を制作。
chezshume(a)dream.com
※(a)を@にかえてメールアドレス欄に入力してください。

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