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2010/05/31 (Mon) 「モロッコ」

モロッコの夢



中学生の頃、映画「モロッコ」をみた。
同じ頃「カサブランカ」も。

以来、かの地に惹かれる。

二ヶ月に一度ほど、二条高倉の「月と六ペンス」さんにポストカードを納めに行く。
ごそごそと作業を終えたあと、一杯の赤ワインを注文して、
整然と、うつくしく並べられた店主柴垣さん愛蔵の本を、
ゆっくりと眺めてみる。

そのなかに岩波新書の「モロッコ」(山田吉彦著)という本があった。
昭和二十六年の発行である。
件(くだん)の理由で、気になってパラパラとめくってみた。
あとがきしかまともに読めなかったが、心に留まった文章があったので
納品書の隅に控えてきた。

土民はどんなに地位が低くても
そして相手がサルタンやパシャであっても、怯め(ひるめ)もせねば臆しもしない。
相手の眼から眼を外らしもしない。
これは神=現世の社会的地位の如何を問わず萬人から等しい距離にある=神を
信ずる者の眼である。
なお回教徒にとって現世は、人がやって来て一夜の憩を求め
そして去っていく旅舎である。
死のあとに彼等を待って

というところまで書き写した時点で、
人との約束があって時間切れとなった。

このあとが気になる方は
「月と六ペンス」さんをたずねて、椅子にこし掛けて
コーヒーを注文して(ワインでもね)、そして
カードの陳列棚の下をのぞいてみてください。

未知の、なのに既視感のある世界へと、いざなわれるかも知れません。

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プロフィール

しめ

Author:しめ
沢 朱女 (さわ しゅめ)
京都生まれ 大津在住
96年より制作活動。
雑誌、広告、絵本等の仕事を経て
現在は水彩、アクリル、クレパス画等を制作。
chezshume(a)dream.com
※(a)を@にかえてメールアドレス欄に入力してください。

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